サッカーをやっていた人が個サルに来ると、ボールを止めたはずなのに流れていったり、止めた瞬間に取られたりします。足裏で止めるのがいいとは聞くけれど、どう止めればいいのかは、はっきりしない。
この記事では、フットサルで足裏を使って止める理由と、足の形、止める位置をまとめます。結論を先に書くと、フットサルで足裏を使うのは「相手が近い」から。上から押さえず、斜めに迎えて、足元に止めます。
筆者は中学までサッカー部で、個サルから始めて、いまはチームで地域のリーグに出ています。その体験と、Fリーグのクラブのスクールのコーチが公開している文、監修者のいる記事を並べて確かめました。
読み終えると、次の個サルで試すことが1つ決まります。
📋 目次(全8セクション・6分で読めます) ▼
フットサルで足裏を使うのは、相手が近いから
狭いコートでは、足元にピタッと止める
フットサルのコートはサッカーより狭く、ボールを受けるときには、たいてい近くに相手がいます。
kanata. の実体験
狭いコートで相手が近いので、自分の足元にピタッとボールを止めるためです。
足裏で止める理由は、これに尽きます。足裏なら、ボールの上に足を置く形になるので、ボールが自分の足元に残ります。
サッカーの「運ぶ」止め方との違い
サッカーの経験がある人ほど、ここで止め方が変わります。サッカーでは、インサイドトラップで次に蹴りたい所に運ぶと思います。フットサルで同じことをすると、自分からボールが離れて、寄せられて取られます。運んだ先に相手がいるからです。
フットサルは、止めた所にそのまま相手が来る。だから足元に止める
スクールのコーチも「ピタッと止めやすい」と書いている
Fリーグのクラブ、名古屋オーシャンズのフットサルスクールのコーチが、足裏を使う良さをブログに書いています。
①動いているボールをピタッと止めやすい。
③前後左右、どの方向にもボールを動かしやすい。
(名古屋オーシャンズフットサルスクール 豊田校ブログ「【豊田校】フットサル特有?足裏を使うことのメリット」2020年11月6日)
止めやすく、止めたあとにどの方向にも動かしやすい。相手が近い場面で、この2つがそろうのが足裏です。
サッカー経験者がやりがちなのは「サッカーのトラップ」のまま
個サルで見ている、いちばん多い止め方
個サルで初心者がよくやっているのは、サッカーの止め方=インサイドトラップで運ぶ止め方です。ひとことで言えば、サッカーのトラップのままになっている、ということです。
本人は止めたつもりでも、ボールは体から離れています。フットサルでは、離れた先に相手がいます。
なぜ、それで取られるのか
止め方より先に、止めたボールの場所を見てください。
❌ よくある形
インサイドトラップで「次に蹴りたい所」へ運ぶ。サッカーの癖がそのまま出ている形
足の形=上から押さえず、斜めに迎える
つま先を上げて、かかとを下げて迎える
足裏で止めるときの足の形です。
kanata. の実体験
もう当たり前になっていて意識はしてないんですが、トラップの瞬間上から抑えるのではなく斜めにして迎えるイメージ
「斜めにして迎える」は、つま先を上げて、かかとを下げた形です。足の裏を、転がってくるボールに向けて斜めに見せる形になります。
上から押さえると、ボールが流れやすい
ボールの上から足を落とすと、ボールが流れやすくなります。足裏トラップで「流れる」と感じている人は、まずここを見てください。
足を「落とす」のではなく、斜めにして「迎える」
コーチの言葉=「アクセルやブレーキを踏む様な姿勢」
同じ形を、スクールのコーチは別の言葉で書いています。
車のアクセルやブレーキを踏む様な姿勢をつくり、足裏でボールを迎えれば、ほぼ100%ボールをピタッと止めれます!(土のグラウンドでは難しい場合有り。)
(名古屋オーシャンズフットサルスクール 豊田校ブログ・同上)
つま先を上げて、ボールの中心を指先でつかむようなイメージでトラップしましょう。
(スポーツナビDo「フットサルの基本「足裏トラップ」」監修 横山哲久・2019年7月7日)
アクセルを踏む足は、かかとが下、つま先が上です。言い方は違っても、同じ形だと思います。
止める位置=基本は足元。相手が近いときは、少し動かして遠ざける
相手が遠いときは、足元に
止める位置の基本は足元です。相手が遠いときは、足元に止めます。足元にあれば、次にどこへでも動かせます。
相手が近いときは、足元に止めない
kanata. の実体験
相手が近い時は、すこし動かして相手から遠ざかるように。
相手が近い場合足元で止めるとすぐ寄せられてしまいます。
動かすのは足裏で、向きは横か斜め後ろです。「足元に止める」が基本で、「相手が近いときは少し動かして遠ざける」がその先の形です。
💡 使い分け
「足元に止める」と「少し動かす」は、どちらが正しいかではなく、相手の位置で使い分けます
上手い人を見るなら「止める位置」
別の記事「フットサルが上手くなるには」で、上手い人のトラップを見るときの目印として「仕方」と「止める位置」を書きました。足元に置く人、体の横に置く人、少し前に流す人。この記事の「相手の位置で変える」は、その続きです。
インサイドトラップでは止めないのか
筆者には、ほぼない
足裏以外で止める場面は、筆者にはほぼありません。
まずは足裏に寄せてみる
インサイドトラップで止めるのが癖になっている人は、個サルのあいだ、意識して足裏に寄せてみてください。止めたボールの場所が変わります。
インサイドトラップを禁止するのではなく、まず足裏に寄せる
身につけ方=見て、真似して、やってみる
筆者も、やっている人を見て覚えた
足裏で止める形は、筆者も、やっている人のを見て覚えたのだと思います。
次の個サルで試すこと
次の個サルで試すなら、他の参加者の真似をして、まずはやってみることです。個サルには、足裏で止めている人がいます。その人の足の形と、止めたボールの場所を見て、次に自分のところへボールが来たとき、同じ形で止めてみる。
1人・1つ・1回。足裏で止めている人を1人決めて、形を1つ真似して、1回やってみる
誰を見るかは、別の記事に
見る相手の選び方(同じコートにいる、少し上手い人)は、上手くなるにはの記事にまとめています。
止められるようになると、どう変わるか
取られにくくなる
足裏で止められるようになって良かったのは、取られにくくなったことです。
「一気にフットサルぽくなる」
kanata. の実体験
あと一気にフットサルぽくなります笑
見た目の話に聞こえますが、「フットサルぽくなる」が何かは、やってみると分かります。足元にあるボールについては、スクールのコーチが「前後左右、どの方向にもボールを動かしやすい」と書いています。
その先の話=ボールアタック
足元に止められるようになった人の、一歩先の話です。相手が近いときに、ボールを迎えに行って、受ける位置を変える動きを「ボールアタック」と呼びます。
フットサルのボールアタックとは、パスされたボールに対して自分からボールを迎えに行き、もともといた位置と異なる位置でボールを受けることである。
(フットサル大学 フットテックの記事・題は記事の最後の出典に)
筆者の場合は、迎えに行ったボールを足裏で前に転がして、相手から遠ざかるように止めます。ここから先は、この記事の範囲の外です。まずは、足元に止めるところからです。
まとめ
📌 この記事のポイント
- フットサルで足裏を使うのは、相手が近いから。足元にピタッと止める
- サッカーの「運ぶ」止め方のままだと、運んだ先に相手がいる
- 足の形=つま先を上げて、かかとを下げて、斜めに迎える。上から押さえると流れやすい
- 止める位置=基本は足元。相手が近いときは、少し動かして遠ざける
- 身につけ方=足裏で止めている人を1人見て、形を1つ真似して、1回やってみる
出典
- 名古屋オーシャンズフットサルスクール 豊田校ブログ「【豊田校】フットサル特有?足裏を使うことのメリット」(2020年11月6日)
- スポーツナビDo「フットサルの基本「足裏トラップ」」(監修 横山哲久・2019年7月7日)
- フットサル大学 フットテック「フットサルのトンパ(コントラピエ)とは?」
- (どれも2026年10月に確認)