体育館でフットサルをすることになって、「靴底は飴色かノンマーキングで」と言われた。ノンマーキングって何? いま持っている靴でいいの?

この記事は、そう思った人に向けて書きました。自分も最初は、ノンマーキングの意味が分かりませんでした。

ノンマーキングは、靴底の色やこすれ跡が、床につきにくい靴底のことです(アシックス公式の FAQ)。

先に結論を言うと、迷ったら、底が飴色の室内用シューズです。そして、靴底の決まりは競技規則ではなく、体育館や大会(主催者)ごとに決められています。

自分は体育館でフットサルをしていて、連盟から事前に「底が飴色またはノンマーキングのシューズで」と指定されたことがあります。この記事では、JFA のフットサル競技規則と、メーカー・競技団体・自治体の公式の文書を確かめて書きました。

読めば、「ノンマーキング」「飴色」の意味と、自分の靴のどこを見ればいいかが分かります。

迷ったら飴色の底、決まりは体育館や大会ごとに違う、という結論と、迷ったら飴色・決まりは体育館や大会ごと・ノンマーキングとは、の3つのポイントを示した図解

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📋 目次(全8セクション・6分で読めます) ▼
  1. 結論:迷ったら飴色の底。決まりは体育館や大会ごとに違う
  2. 競技規則で決まっているのは「靴を履くこと」まで
  3. 「ノンマーキング」って何?「飴色」って何?
  4. 体育館や大会によって、決まりは違う
  5. 室内用と人工芝用は、靴底が違う
  6. 体育館シューズやスニーカーで代用できる?
  7. 体育館で履くときに、気をつけること
  8. まとめ

結論:迷ったら飴色の底。決まりは体育館や大会ごとに違う

POINT 01

迷ったら飴色

迷ったら、飴色の底のシューズで

POINT 02

決まりは体育館や大会ごと

靴底の色の決まりは、競技規則にはありません。体育館や大会(主催者)ごとに決められています

POINT 03

ノンマーキングとは

靴底の色やこすれ跡が、床につきにくい靴底のことです

💡 飴色の底の室内用シューズを、すぐ選びたい人へ

フットサルシューズ インドア用(室内用)のおすすめ →

先に、使う体育館や大会の決まりを確かめる

靴底の決まりは、体育館や大会によって違います。同じ靴でも、使える所と使えない所があります(下の「体育館や大会によって、決まりは違う」で実例を書きます)。

使う前に、施設や主催者の案内を確かめてください。

この記事で確かめたもの

  • JFA「フットサル競技規則 2025-26」第4条(競技者の用具)
  • アシックス公式の FAQ(2026年3月時点)
  • 競技団体と自治体が公開している、体育館の靴底についての文書(出典は記事の最後)

競技規則で決まっているのは「靴を履くこと」まで

「飴色の靴底は、ルールで決まっているの?」と思うかもしれません。JFA のフットサル競技規則を確かめました。

第4条に書いてあること

RULE 01

「競技者は、危険な用具もしくはその他のものを用いる、または身につけてはならない。」

RULE 02

競技者が身につけなければならない基本的な用具に、シャツ・ショーツ・ソックス・すね当てと並んで「靴」が挙がっています

(JFA「フットサル競技規則 2025-26」第4条)

靴底の色は、競技規則には書かれていない

競技規則の全文を確かめましたが、靴底の色や、室内用かどうかを決めた条文はありませんでした。

💡 決まりの出どころは、体育館や大会の主催者です

体育館の案内の中には「競技規則 第4条に定められた」と書いているものもあります。ただ、2025-26年版の第4条に、靴底の色の決まりはありません。飴色やノンマーキングの指定は、床を守るために、体育館や大会の主催者が決めているものです。

「ノンマーキング」って何?「飴色」って何?

ノンマーキング=靴底の色やこすれ跡が、床につきにくい靴底

アシックスの公式の FAQ は、こう説明しています。

ノンマーキングとは、シューズの底部分が床に擦れることで、底の色や傷跡が床についてしまうのを防ぐためのソールの色が落ちにくい機能のことです。

(アシックス公式 FAQ・2026年3月時点)

同じ FAQ によると、体育館の床にゴムのあとが残ることを、一般的に「マーキング」といいます。それが起きにくい靴底が、ノンマーキングです。

飴色=靴底の、床につく面の色

「飴色(アメ色)」は、靴底の色のことです。靴全体の色ではなく、床につく面(接地面)の色を指します。

東京都サッカー協会のフットサル委員会の文書は、木の床の会場(体育館など)について、靴底の接地面を「白・アメ色・無色透明」のシューズとしています。飴色だけでなく、白や無色透明も同じ扱いです。

自分の靴は、どこを見ればいい?

見るところは2つです。

  1. 靴底の、床につく面の色:白・飴色・無色透明か。同じ文書の例では、色のついた部分が接地面でなければ使える、とされています
  2. 靴底の刻印:アシックスの FAQ によると、ノンマーキングの靴底には「Non Marking」と刻印などで書かれているものがあります

刻印がない靴もあります(同じ FAQ では「一部の」靴底に刻印がある、とされています)。その場合は接地面の色を見て、迷ったら施設や主催者に聞いてください。

室内用フットサルシューズを横から見た絵。靴底のいちばん下の床につく面は飴色、その上の靴底の側面は緑
同じ靴を真下から見た絵。飴色の靴底の土踏まずのあたりに、小さな四角い刻印の枠がある
  1. 1床につく面(接地面)の色。白・飴色・無色透明か。その上の緑の側面のように、床につかない部分は色つきでも使える例があります
  2. 2靴底の刻印。「Non Marking」などの刻印がある靴もあります(刻印がない靴は、接地面の色を見る)
【図1】見るのは、床につく面の色と、靴底の刻印の2つです。

kanata.kanata. の実体験

直接体育館の人に言われたことはないですが、連盟から事前に「底が飴色またはノンマーキングのシューズで」と指定されたことはあります。自分はずっと、飴色の底のシューズしか買っていません。

自分の室内用フットサルシューズを裏返した靴底。床につく面は飴色のゴム
自分の靴(カルチェット WD 9)の靴底。床につく面は飴色です。

体育館や大会によって、決まりは違う

「ノンマーキングなら、どこでも大丈夫?」と思うかもしれません。公開されている文書を確かめると、体育館や大会によって決まりが違いました。

色で決める体育館

ある自治体の体育館の注意事項は、靴底の接地面が白・アメ色・無色透明のシューズを使うよう求めています。そのうえで、こう書いています。

ノンマーキング表示や素材のシューズであっても、ソールの色で判断しますので、着色されているシューズでのプレーはできません。

この体育館では、利用の前にシューズを確認する、とも書かれています。

ノンマーキングの刻印があれば認める場合

東京都サッカー協会のフットサル委員会の文書は、こう書いています。

※ノンマーキングの刻印がある場合は、上記色以外のシューズも使用できます。(施設が利用を認めている場合に限ります)

色の決まりがない体育館

靴底の色までは決めず、土足厳禁として、屋内用のシューズを持参するよう求めている体育館もありました。

決まり方文書に書いてあること
色で決める接地面が白・アメ色・無色透明。ノンマーキング表示でも、着色されていれば使えない
刻印があれば認める場合がある接地面が白・アメ色・無色透明。ノンマーキングの刻印があれば、ほかの色も使える(施設が認めている場合に限る)
色の決まりなし土足厳禁。屋内用のシューズを持参

💡 飴色の底なら、どちらの決まりにも合う

上の2つの文書のどちらでも、接地面が飴色の靴底は使える例に入っています。色のついた靴底の靴しか持っていない場合は、その靴で使えるかを、使う前に施設や主催者に聞いてください。

室内用と人工芝用は、靴底が違う

「人工芝用のシューズを、体育館でも履ける?」という疑問です。

人工芝用のスタッドがある靴は、使えない体育館がある

東京都サッカー協会の文書の例では、スタッド(突起)のある人工芝用の靴底は、木の床では使えない例になっています。自治体の体育館の注意事項にも、「人工芝用のスタッドがついているシューズでもプレーはできません」と書かれていました。

自分は、屋内と外で靴を分けている

kanata.kanata. の実体験

もちろん分けてます。外履きで体育館に入ることはありませんし、インドアシューズで外に出ることもありません。

💡 室内用と人工芝用の選び方は、それぞれの記事にまとめています

フットサルシューズ インドア用のおすすめ →
フットサルシューズ ターフ用のおすすめ →

体育館シューズやスニーカーで代用できる?

自分は、試したことがありません

体育館シューズ(バレーボールやバドミントン用など)やスニーカーでフットサルをしたこと、している人を見たことは、自分にはありません。なので、履き心地やプレーのしやすさは書けません。

使える・使えないの例は、靴底で示されている

確かめた文書は、使える靴・使えない靴の例を、靴底(接地面の色・スタッドがあるかどうか)で示していました。

アシックスの FAQ は、バレーボールやバドミントンのシューズ、フットサルシューズの一部など、室内で使う同社のシューズは、ノンマーキングの同社の社内基準を満たしている、と説明しています。ただし「全てのアイテムがノンマーキングではありません」とも書いています。

💡 代用するなら、靴底を確かめてから

使う体育館や大会の決まり(接地面の色・ノンマーキング)に、その靴の靴底が合っているかを先に確かめてください。

体育館で履くときに、気をつけること

室内用でも、滑ることはある

kanata.kanata. の実体験

インドアシューズでも、汗、湿気、ほこりが原因ですべることはあります。そういうときは靴底を拭きます。練習中でしたら、モップ掛けをします。

入口で、靴底の水分や砂を落とす

ある市の体育館の案内は、室内用シューズの靴底に水分や土砂がついている場合があるので、入口のマットで十分に取り除いてから入るよう求めています。

外履きで入らない、室内用で外に出ない

STEP 01

室内用のシューズを、外履きとは別に持っていく

STEP 02

体育館に入るときに履き替える(外履きで入らない)

STEP 03

室内用のシューズで外に出ない

まとめ

📌 この記事のポイント

  1. 靴底の決まりは、競技規則ではなく体育館や大会(主催者)ごと。使う前に確かめる
  2. ノンマーキング=靴底の色やこすれ跡が、床につきにくい靴底
  3. 飴色=靴底の、床につく面の色。白・無色透明も同じ扱いの体育館がある
  4. ノンマーキングでも、色で判断する体育館がある
  5. 外履きで体育館に入らない、室内用で外に出ない

ルールを守って適材のシューズを使うと、プレーの質も上がります。迷ったら、飴色の底のシューズで。

出典

  • 日本サッカー協会「フットサル競技規則 2025-26」第4条
  • アシックス公式 FAQ「アスレチックシューズ」Q2(2026年3月時点)
  • 東京都サッカー協会 フットサル委員会「木製床等の靴底の制限について」
  • 自治体の体育館の利用案内・注意事項(3件)
※本記事の内容は、2026年10月時点で確認できた公式の文書と、筆者の体験をもとにしています。靴底の決まりは体育館や大会ごとに違い、変わることもあります。使う前に施設や主催者の案内を確かめてください。本サイトの編集方針・著者プロフィールはこちらでご覧いただけます。